やってみよう


はじめに

当ページは弊社への入社を希望する方へ向けたページです。
プログラミング、ということについて、学校の授業で学んだ人も、なんとなーく知っている人も、全く知らない人もいると思います。


プログラミングってなんだか難しそう・・・自分にもできるのかなあ?

プログラミングってなんとなく面白そうだけど、どんなことをするの?

数学が得意じゃないとダメだ、って聞くけど、大丈夫なのかな?

授業でプログラミングをやったことはあるけど、実際に会社ではどんなことをするんだろう?

といった方達のために、一緒に簡単なプログラミングをやってみたいと思います。


やってみよう


なにはともあれ、まずはプログラムを動かしてみましょう!
下記の「コード」というところに書かれている内容を、「入力欄」というところの中に入力してください。
入力できたら、「実行」ボタンを押して実行してみましょう。

◆入力時の注意◆

英数字および記号は全て半角で入力してください。
英字の大文字小文字は区別してください。

◆記号の入力方法◆
" ・・・ Shiftキー + 2 + ・・・ Shiftキー + れ
( ・・・ Shiftキー + 8 = ・・・ Shiftキー + ほ
) ・・・ Shiftキー + 9 * ・・・ Shiftキー + け
; ・・・

コード
alert("こんにちは。");

入力欄



「こんにちは。」というメッセージが表示されましたか?
この alert というのは、メッセージを表示させたい時に使う命令のようなものです。
試しに「こんにちは」の部分を別の文字に書き換えて実行してみてください。
書き換えた文字が表示されるようになるはずです。

書き換える際は " など他の文字を消さないように注意しましょう。

これもりっぱな「プログラム」です。
意外と簡単でびっくりしましたか?
でも、決まった文字が表示されるだけではあまり面白くありませんね。
同じようにして、今度は下記のプログラムを実行してみましょう。

コード
var randnum = Math.floor(Math.random() * 100);
alert(randnum);

入力欄



今度は数字が表示されたと思います。
何度も実行すると、その度に違う数字が表示されますね?
これは、コードの Math.floor(Math.random() * 100) というところでランダムな数字を生成しているからです。
 * 100 というので、数字の範囲を100種類、0から99までと決めています。 (プログラムの世界では、数字は0から数えるのがほとんどです。つまり、1つ目が0、2つ目が1・・・となります。)
100という数字を他の数字に書き変えて実行してみてください。 表示される数字の範囲が変わることが分かるでしょう。
また、 var randnum = とありますが、このイコールは等しいという意味ではありません。
生成した数字を randnum という名前の変数(入れ物のようなもの)に代入する、という意味です。
最後に、 alert でその内容を表示させています。

占いアプリを作ろう

ではこのランダムな数字を使って簡単な占いのアプリを作ってみましょう。
ちょっと長くなりますが、今度は下記のプログラムを入力して実行してください。

コード
var message = "からっぽ";

var randnum = Math.floor(Math.random() * 3);

if (randnum == 0)
{
  message = "ラッキー☆";
}

if (randnum == 1)
{
  message = "まあまあ♪";
}

if (randnum == 2)
{
  message = "残念・・・。";
}

alert("今日の運勢は・・・ " + message);

入力欄



占いの結果が表示されましたか?
今度のコードで登場した、 if (randnum = = 0) というのは、「もし、randnumの値が0だった場合」という意味です。
さっきと違って、今度はイコールが2つ並んでいますね。プログラムの世界では、イコールが2つ並ぶと、数学で言うイコール、つまり等しいという意味になるのです。
この条件に当てはまった場合は { } の中の処理が実行されます。
ランダムに生成した数字の値によって、占いの結果を決めているというわけです。
うまく動いた人は、 message = "ラッキー☆"; などのメッセージの内容を変えて遊んでみましょう。

さいごに

プログラミングをやってみて、どうでしたか?
難しかったでしょうか?簡単だったでしょうか?
面白かったでしょうか?つまらなかったでしょうか?
そのとおりに書いたつもりでも、うまく動かないこともあったかもしれません。
でも、きちんと確認して正しく書けば、ちゃんと動いたはずです。
これが、私達がやっている「プログラミング」というお仕事です。
もちろん、もっと難しい処理だったり、他の書き方だったりしますが、同じように、やりたいことを入力して、何度もエラーと戦いながら、正しく動くように作り上げていきます。
今回、ちょっとやってみて、「面白いな」と思った人はこの仕事に向いているのかも。
そんな人は是非弊社に志望して頂ければうれしいです。



ちなみに・・・。

弊社では、主に「Webアプリケーション」という種類のソフトウェアを作っています。
「Webアプリケーション」というのは、インターネットブラウザ(InternetExproler、Chrome、Firefox、Safariなどのインターネットをするためのソフト)上で動くソフトウェアです。
そのソフトウェアを作成するために必要な技術の中に、「JavaScript」という言語があります。
今回使用したのが、その「JavaScript」という言語です。
また、今回行ったのは「プログラミング」ですが、他にも色んなお仕事があります。

どんなソフトウェアを作るか決める「要件定義」
ソフトウェアの外見や動きを決める「基本設計」
どのような処理を行うかを決める「詳細設計」
実際に作成する「コーディング」
作ったものが正しく動くか確認する「テスト」

このうち、「コーディング」の部分がプログラミングに当たります。
かしゃかしゃプログラミングだけやっているわけではないのですね。